60歳までにサブスリー 挑戦記

いつかはグレードレースに挑戦しようと準備中です⁈

埼玉国際マラソン撃沈36kmリタイア

埼玉国際マラソン
昨年に引き続き2回目の挑戦でしたが、撃沈してしまいました。スタート地点の気温は10℃快晴で風も穏やか、絶好のコンデションでした。

しかし、36km地点で壮絶な事態が発生‼️

スタートは Aブロック後方
序盤からペースは抑え気味 4:30/km以内
坐骨神経痛の発症が怖かったので
このままのペースでゴールまで行ければ
と言うレースプランに。

前日から当日スタート前まで
ウォターローディング=経口補水液
小まめに摂取して体内の保水は万全だった。

OS-1ゼリー200gを持ってスタート
5キロの給水所付近で飲み干す予定でしたが
あまり喉が渇いていなかったので
2口ぐらいで止めて残す。

10キロ、15キロでも同じように2口ぐらい
全部飲み干したのは20キロ辺りでした。
25キロ給水所で
初めてスポーツドリンクを摂る。
コップ1/3ぐらいを飲み干す。

↑ 25キロ付近 応援団に手を振る余裕📣

30キロ見沼大橋料金所までの1番の難所の坂も無事にクリアし、あと12キロ このまま行けそうな気がして来た。
給水所でコップ半分くらいのスポーツドリンクを飲んだ。

しかし、登り坂の難所を過ぎて平地になっても
ペースが上がらず、少しピッチを上げたりフォームをチェックしながら走っていた。

34キロ地点で右ハムストリングに痙攣が起き始めたので、ペースを落として走り続けるが36キロ地点で右大腿部も痙攣を起こし始めた。
意識も朦朧として来たので リタイアすることに決め、係員に救護テントまで車椅子で搬送してもらう事に。OS-1を1本もらって飲んだら、少し痙攣は治った。

しかし、コース上を車椅子に乗って行く。数キロに渡ってランナーの晒し者になるのは、イヤだったので係員の方に付き添われ歩いて行く事を選択した。

その後、高架下の日蔭を歩いていたら突然、両脚の全ての箇所に痙攣が起こり、挙げ句の果ては左の首と腕まで痙攣、筋肉が硬直してしまった。

歩道上で、のたうちまわっていたので 警備員さんと複数の係員さんが集まって来た。脚のストレッチを一生懸命してくれたが、症状はどんどん悪化していく。
寒さも感じるようになり、震えが止まらなくなって来た。40分ぐらい のたうちまわち回った後、救護所から軽自動車が迎えに来てくれた。

全身痙攣のまま、車の助手席に乗せられ本部救護所まで搬送された。医師の診察の後は、OS-1をひたすら飲まされる。毛布をグルグル巻き、ストーブをガンガンに焚き、尿意がもようするまで飲んで下さい。と何本も飲むがいっこうに尿意はなし。500mlペットボトル10本飲んでも全く尿意の兆候が無かった。
脚の痙攣も、まだ5分毎に起きている。
その上、体温が34℃以上は上がらず🌡

だんだん 女医さんと看護学生さんが、焦り始めて来たのが伝わって来きた。
先生から、1時間以上痙攣が治らないと筋肉組織が溶け始め、血管に入り込み腎臓へそれが大量に送られる可能性が有り、急性腎不全が起こるかも知れない。
救急車で埼玉日赤に行き 点滴処置と腎臓の検査をしてもらいます。と告げられた。

えらいこっちゃ‼️

言われるままに、救急車に乗り込むとサイレンが聞こえる車内で、救急隊員に痙攣が起こるまでの経緯を細かく聞かれた。
手が冷たいですね。脚はよく攣りますか?
今、太ももが攣り始めました。
会話になっていない(^^)

そうこうしている内に埼玉日赤病院へ到着
内科の救急室へ運ばれ、先生の診察が始まる。
診察中にも足の指が攣り始め、問診にまともに答えられない。採血と点滴が始まった。

暫く眠りについていたが目が覚めると、点滴の残量が僅かになっていた。脚の攣りも治ってカラダの力が抜けているような感じが。

先生が検査結果を持って来て説明してくれた。
ラソン後なので、全体的に数値は高いが腎臓に障害を与える心配はない。
でも、救護テントでOS-1を大量に飲んでいなかったら危険な数値が出ていたかも。
早めの処置が良かったようです。
今回の症状を引き起こした原因は マラソン中の給水不足に間違えないですね。極度の脱水症💦

奥さんは車の運転できますか。と看護師さんに聞かれる。「出来ません」と答えるともう1本点滴を打って様子を見てから帰りましょうかね。「いやいや大丈夫です」とお断りして、やっと病院🏥を出ることが出来た‼️

荷物は大会関係者が病院に運んでくれていたので、すんなりと会計を済ませられた。
3時から始まっている地元での打ち上げ、幹事に連絡できたのは夕方5時を過ぎていた。何本もLINEや電話の着信が残っていた。
ものすごく迷惑を掛けてしまった。行方不明
金栗 四三になってしまっていたようだ。

夜8時に家へ無事帰える事が出来ました。

次回は
埼玉国際マラソンの検証です。

それでは また。