サバイバルマラソン体験(後編)

前編からのつづき

20.5キロまで来た。
これからが サバイバル本番なのです🌪

【4周目】
給水所で 残っていた1杯の🥛をゲット
スタッフ皆さんの声援を受けて
もう1周は頑張ろう‼︎
と自分に叱咤して 4周目へ突入

しかし、
序盤から物凄い横風に煽られて
コースの内側から外側に体が流され
斜めに向かう変則的な走りなってしまう。

次の向かい風エリアへ突入。
すると前方に
向かい風と格闘している
若手男性ランナー2人の姿を発見👀

彼らに追い付こうと必死に走る🏃‍♂️
何とか追い付いて並走するが
キロ6分にペースは落ちている
追い風エリアに入っても
キロ4分40秒に戻すのが
精一杯になって来たぁ〜😞

【5周目】
並走する2人に
途中リタイアする気配はない
そのまま一緒に並走して5周目に入る。

横風は先ほどよりも激しくなり
ブォーンという唸り声を上げている。

ファミリー5キロの集団に追いついた
泣きながら１人で走る男の子
父親が女の子を背負って走っている
皆んな諦めずに 頑張っているんだぁ‼︎
少し涙腺が 緩んできた感じ🥲
俺も頑張らねばぁ。

向かい風エリア 時より突風が吹く
このエリア 全力を振り絞っても
キロ6分30秒ペースがやっと

なので、
この時点で記録を狙うのは諦め
サブ3.5以内でゴールする事に
目標を切り替えることにした。

追い風エリアでは
何とかキロ4分50秒に戻すが
それが 精一杯な状態になって来た。

【6周目】
並走していた2人の内１人が
後方に下がった後に 姿が確認できない
もう1人は 少し前で
横風に立ち向かっている。

ボッチじゃないぞ。
俺も頑張って付いて行こう
これはサバイバルゲーム
マラソン大会では無いんだ‼︎
と自分に言い聞かせて
残り2周を頑張ることに決めた。

横風も向かい風も更に強くなり
向かい風エリアでは
キロ7分まで落ち込んでしまった

追い風エリアでも
5分を切る事が出来ない

【7周目】
サブ3.5を達成するには
ラスト1周を 1周目のペースで走らないと
無理なことに 気付き始めた。

モチベーションは下がり気味
だが ラスト1周なので
前方のランナーたちを
1人でも 多く抜く事に専念して
走ることに。

だが 向かい風エリアを 過ぎたところで
ハムストリングに軽い痙攣が発症🏥
立ち止まってストレッチをする

また ペースを落として走り始め
ハムストリングの様子を観ながら
ペースを上げてみる。

残り3キロ
ここまで来たら完走しないと
気力を振り絞って 細やかなスパート
ようやく ゴールへ辿り着いた。
ゴールタイム 3時間33分02秒
総合順位　92位／202人

＜感想＞
こんなに風に苦しめられる大会になるとは
想像もしていませんでした。

給水しようと思ったら、紙コップが全部吹き飛ばされていて給水ができない。
付けていたゼッケンが、風に引きちぎられて飛ばされてしまう。

しかし、こんな状況下でも 序盤一緒に走っていた女性ランナーたちは、3時間20分を切っている。優勝者に至っては 2時間34分で走っているので、風を言い訳に出来ないなあ。と思った次第です。

それでは また。