60歳までにサブスリー 挑戦記

いつかはグレードレースに挑戦しようと準備中です⁈

埼玉国際M 撃沈で学んだこと

前回掲載しました埼玉国際M撃沈の検証を自分なりにしてみました。
今回の検証は 水分補給に絞って進めて行きたいと思います。先ずは経過を追って見ることに。

【レース前日の水分補給】
・モルテンを入れた経口補水液 1L
・スポーツドリンク入りスムージー 0.5L
・スープ等の水分 0.5L

【レース当日スタート前までの水分補給】
・モルテンを入れた経口補水液 1L
・スポーツドリンク入りスムージー 0.5L
・スープ等の水分 0.1L
・ブァームジェル 0.1L

このように普段のレースよりも、意識して水分と糖質補給をするように努めていた。

【レース中の水分補給】
OS-1ジェル 200g → 25キロ地点まで
・スポーツドリンク0.05L→ 25キロ給水所
・スポーツドリンク0.1L → 30キロ給水所

レース前に比べるとレース中は、かなり水分補給が足りないのが解ります。なぜ、こんなに水分を摂らなかったのか。(350ccぐらいか?)

▪︎レース前の水分補給が十分だったのか?あまり   喉が渇かなかった。

▪︎前半はペースを抑えていたので 給水所で時間をかけたくなかった。

▪︎集中しすぎて給水のタイミングを逃したか。


その後は、34キロ付近から右ハムストリングがピクピクし始める。ペースを落として走るがピクピクは治らない。水戸黄門Mで試した安全ピンで患部を指してみるが、まったく治らない。そうこうしている内に完全に攣り始めた。

36.5キロ地点で右大腿部とハムストリングが完全に攣ってしまった。それに加えて頭がボーとして来たのでリタイアを決意し、救護係員に申しでた。OS-1を1本もらい全部飲み干す。
少し痙攣は治まり始めたので車椅子で 救護テントまで運ばれることに。

しかし、車椅子はコース上を1キロ以上進むと聞いたので、羞恥心には勝てずに歩くことを選択してしまった。
ここから、痙攣地獄の時間が1時間以上続くのでした。

歩道上で下半身のあらゆる所が攣り始め、大腿部とハムストリングは硬直し、ふくらはぎも攣り足指も攣り始めて来た。
最後には、左首筋から腕と胸も痙攣を起こし始め、体の芯から寒さを感じるようになってきた。2人の学生スタッフが一生懸命に攣っている所を伸ばしてくれていたが、いっこうに治らない。さらに痛みは増すばかり。
OS-1の予備も近くには無く、給水も出来ない状態が続いた。

歩道で のたうちまわってから40分経過したころか、救護本部から軽自動車が迎えに来た。
その後は、救護本部テントでOS-1を9本飲んでも脚の痙攣が治らず、埼玉日赤病院へ救急車で搬送され点滴を受けて、やっと痙攣が治った。

先生からは
「脱水症ですよ。水分不足とイオンバランスが崩れたんですね。もっと給水をしっかりすれば完走は出来ますよ‼️」と
囁くように言われた言葉が耳に残りました。

改めてネット上で
給水について調べて見たのですが、フルマラソン中の給水は 最低でも600〜800mlは摂らないといけないらしい。

過去に出場した
私のフルマラソンは10回ぐらい
脚が攣らなかったのは たったの1回🏃‍♂️
2年前のつくばマラソン

その他は全て35キロ以降に 強烈な痙攣が
昨年の静岡マラソンに至っては
42.1キロ地点で両脚が痙攣硬直して
バタリと地面に倒れてしまった。
這ったり転げたりしてのゴールでした。

何となく 今回の埼玉国際Mで
度重なる足攣りの原因らしきものが
解ったような気がする💡💡

埼玉国際のGPS時計の記録から

↑ 黄色い○は 20kmと23km地点
急激に心拍が上昇 最高は200まで上昇⤴︎

初めて寄る給水所 25キロ地点前で
こんな症状が 起きていたようなのです。
それも この付近は平坦な場所だたので
さらに驚きです‼️

脱水症の始まりだったのかも知れません。

まあ、埼玉国際Mでは良い経験と貴重な体験をさせてもらいました。この教訓を活かして3月の静岡マラソンに向けて頑張って参ります。

次回の記事は
代謝の個人差と適切な給水量を考察の予定

それでは また。